ココロとカラダに優しい春の過ごし方
春は植物が生き生きと芽を出す季節です。
冬の間じっとしていた動物や人間も活動的になる季節です。
春の生活のポイントは、「のびのび」です。
・心身ともにゆったりと伸び伸びさせる。
・日が沈んでいる間に活動して寒さにあたらないようにする。
・朝早起きして、少しお散歩や体操など軽い運動をする。
・急激な労働は避けて、適度な運動をする。
また、春は「決断」と「実行」の季節です。
冬の間に計画していた事を実行に移しましょう。
春の食べ物
食事は春に取れる旬の物を食べましょう。
春に採れる物には冬の間に固まっていた体を緩めて、体の隅々まで気や血を巡らせる働きがあります。
… 旬の食材 …
●ふき●アスパラガス●たけのこ●セロリ●せり●そら豆●ふきのとう●うど●菜の花●麦●すもも●鶏
春のマクロビオティック
春は寒い季節が終わり、もっとも活動的になる夏に向けて徐々にエンジンをかけていく季節です。
寒さに負けないようにギュッと緊張していた体を緩めて、防寒のために溜め込んでいた脂肪分を溶かし出していくのが春のポイントです。
そのために、春の旬の物を食べる事がとっても大事なので、芽を出す春には「芽」を食べる事で自然の力を上手に取り入れることが出来ると言われています。
春に採れる物は熱を冷ます性質があるので、生で沢山食べると体が冷えてしまうこともあるので、食べ方、食べる量には少し気を付けて頂きたいと思います。
五行説で考えると春の味は「酸味」です。
春に採れる物は酸っぱくなくても春の味の「酸味」と考えられます。
●身体を季節に合わせるために「酸味」を取りましょう。
●「酸味」と合わせて「塩味」を少し取りましょう。
●「酸味」が強くなり過ぎないように、体のバランスを取るために「酸味」と一緒に「甘味」を取りましょう。
「酸味」には気や血を巡らせて筋肉を緩めると言う働きがあります。重労働をして筋肉が疲れた時にも「酸味」を取ると体の回復が早くなると言われています。
自分の体調に合わせて旬な物、五味をうまく取り入れて身体の陰陽のバランスを取りましょう。
